PO【公募株】はIPOとは似て非なるもの。良く理解して取り組みましょう。

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こんにちは。管理人です。

前回は 難しくないIPO  ペナルティについてという記事を書きました。↓

知らないと危ない!IPO当選を辞退したときのペナルティ知っていますか。

今回は PO (公募・売出)についてお話します。

 

IPOとPOについて

 

IPOは以前もお話したとおり 新規公開株式のこと。

いっぽうPOはPublic Offering の略称で、すでに株式公開している上場企業が、資金調達を目的として新たに株式を発行する「公募増資」や 既に発行している自社株等を単純に市場に売却する「売り出し」のことを言いいます。

 

IPOの場合は、市場の期待感もあり初値は売り出し価格よりも上昇する可能性が高いことは以前お話したとおりです。

名称もにているのでPOも同じように価格上昇が望めると思いがちですが、、、

 

IPOとPOの違い

 

両者は全くの別物です。

下にSBI証券の画面キャプチャを表示します。

赤枠□で囲んだところにPOとIPOが まとめて表示されています。

繰り返しますが、両者は全くの別物です。

 

引用:SBI証券

ネット証券などではIPOとPOが同じ扱いかのような表示をしている場合がありますので、要注意です。

 

話題性のちがい

IPOは新しく上場する企業なので、話題性や期待から、上場時に初値が上昇し易くなります。

 

一方、POは既に上場している企業なので、ある程度、企業の実力は知られています。また、市場に株式が出回る数が増えるため、一株あたりの株式の権利内容がさがった状況(株式の希薄化)となります。

 

全てのPOが価格上昇が望めない訳ではありませんが、大きくは上がりにくいといえます。

 

ディスカウント率のちがい

 

IPOに関して、いわゆる「IPOディスカウント」は、数十パーセント。初値が公募価格の2倍、3倍にもなれば、逆算したディスカウント率は数十パーセント以上にもなります

 

一方、POのディスカウント率は大体決まっていて、およそ3~5%程度です。これは、既に上場している株式であるため、追加株を安くしすぎると市場価格に影響を与えるためです。

 

購入してもらうために値引きはするが、大きく値引きは出来ない状況といえます。

 

 

悪い事例

 

<悪い事例>と見出しに書きましましたが、コレ、実はわたしのケースです。

 

今回この記事を書いたのも、自分と同じ失敗を読んでいる方にしてほしくないから。

 

IPOに取り組もうと思ったときに、あまり考えずPOの公募に申込み。あっさり当選してしまいました。

( 銘柄は、結果にコミットする会社 「RIZAP(ライザップ)グループ」)

 

 

『抽選って意外と当たるんだな!』

 

と思いましたが、それは、、、POだったから、、、

 

取得後ジリジリ小刻みに値を下げ、7月末に株式分割、、100株が現在は200株へ

 

一旦、購入金額程度まで戻したものの、、

本日、2018/08/16日現在では、トータルで ▲20,000円弱のマイナスとなっています。

※更に2018/08/21日現在では、トータルで ▲30,000円弱のマイナス

 

しばらくは、持ち続け(長期保有)て、なんとか持ち直して欲しいところです。

 

※POは、既に上場している自分が気に入った銘柄をディスカウントで購入し長期保有するか、もしくは購入後の値動きが分からないので即売りすると利益確保しやすいかもしれませんね。

 

以上 失敗談も交えながら、、IPOとPOの違いでした。

 

次回は、ファイナンシャルプランナーの雑誌から気になる記事についてお話します。↓

株式・投資信託への投資を取り入れよう!貯蓄を増やすために。

 

 

 




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