マツコの知らない世界で紹介された最新の都バスについて、詳細や動画・画像をご紹介します。
記事の内容
最新都営バスSORAとは
番組予告動画でも一部出ていましたが、マツコの知らない世界の番組内では、【最新バス登場】と紹介されました。
該当するバスは、こちら↓
TOYOTAが開発した燃料電池(フューエルセル fuel cell)車両『SORA』です。
※燃料電池(フューエルセル fuel cell)はFCと略します。
SORA ネーミングの由来
SORAは、第45回東京モーターショー2017で初公開されました。
「Sky(空)」
「Ocean(海)」
「River(川)」
「Air(空気)」
SORAは地球の水の循環を表したネーミングが由来です。
SORAの市販車は2018年3月7日から販売。
2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックに向け東京を中心に路線バスとして100台以上が導入予定。
燃料電池車両『SORA』の性能
トヨタの公式ホームページによると、その性能は・・・
・燃料電池自動車「MIRAI」向けに開発した「トヨタフューエルセルシステム」を採用し、走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能と、騒音や振動が少ない快適な乗り心地を実現しました。
・大容量外部給電システムを搭載しており、高出力かつ大容量の電源供給能力(最高出力9kW、供給電力量235kWh*2)を備えており、災害時に電源としての利用が可能です。
CO2(二酸化炭素)排出が、ゼロもしくは極めて少なく、静か。
高性能電池として電源供給が可能。
ということを謳っています。
車内はユニバーサルデザインを採用
あとで紹介する動画途中にも出てきますが、横向きのシートは跳ね上げ式になっており、通常は車いすなどのスペースを確保するしくみになっているそうです。
視界支援カメラシステム(バス周辺監視機能)
運転席から、8個の高精細カメラの画像をモニター可能。
バス停車時には周囲の歩行者や自転車など検知。
危険があれば、運転手へ音と画像で知らせる「視界支援カメラシステム」を搭載。
燃料電池(フューエルセルfuel cell) とは
外部から、燃料としての水素と酸化剤(空気中に含まれる酸素など)を連続的に供給して、その電気化学反応によって電気エネルギーを取り出せる電池。
一種の発電装置
充電が必要ないことは、ガゾリン燃料車両とも似ていますが、排出ガスが環境にやさしいことが決定的に違うようです。
最新都営バスSORAの動画
走行する様子は↓こちら
車内の様子は↓こちら
SNSの声
令和最初の❝コミケ96❞終了後の私的なお楽しみ・・・都営バス大撮影会!大勢の入場者の皆さんの頼もしい足となった都バスですが、様々車体やLED方向幕を次々に見れて&撮影が出来て大満足でした!まずはお馴染みになりつつある、燃料電池バス・トヨタSORA!災害時は移動式発電機にもなるそうです。 pic.twitter.com/3EDXZPliYC
— ジョリートロリー (@bli1TBPrsEShCWz) August 12, 2019
本日より運用開始の京急バスM9901、TOYOTA水素燃料電池バス“SORA”眺めに会社帰りに大井町へ
— まりゃも(まりも)▼10/8赤 城 は る か アルバム全国リリース (@maryamo_main) March 1, 2019
安易にオリジナルカラーに走らず従来の青バスカラーをアレンジしつつ踏襲しているのが良い感じ pic.twitter.com/SwV1kNwTv6
都営バスだけでなく、京急バスなど私バスでも採用されているようです。
9月27日(金)〜29日(日)の3日間、新潟県が燃料電池バスの試乗会を行ないます。#新潟県 #FCV #燃料電池バス #SORA #新潟
— Car&Life Niigata (@carandlife_n) September 16, 2019
↓↓↓【詳しくはリンクをクリック】↓↓↓https://t.co/VmKZwReVWL pic.twitter.com/ZOCDcEfdEf
神奈川県や新潟県でも採用され、普及スピードが早いようです。
まとめ
都バスにも採用されている、最新燃料電池(フューエルセルfuel cell)搭載バス『SORA』について紹介しました。
2020年東京オリンピックに向けて100台以上が導入と言われていますが、私鉄系バス会社や東京都以外の都道府県への導入も進みそうです。
全てのバスが、燃料電池車両になることも遠くないのではないでしょうか。
かなり静かに、スーッと走る印象だね!