白い巨塔2019年版が15年ぶりにテレビ朝日開局60周年スペシャルドラマとして5夜連続で放送されます。
この記事では、岡田准一主演スペシャルドラマ白い巨塔の原作あらすじ、キャスト、放送日はいつ、過去のドラマ化や歴代の主役、などについてまとめます。
白い巨塔の原作は?
『白い巨塔』は、1965、69年に新潮社より刊行された作家・山崎豊子の長編小説。
大阪にある浪速大学に勤務する財前五郎と里見脩二という対照的な人物を通し、医局制度などの医学界の腐敗を鋭く追及した社会派小説である。
医療ドラマの枠を超えて人間の本性に迫った同作は、山崎豊子作品の中でも特に傑作と名高く、1966年の映画化以来、何度も映像化された。
発行部数はシリーズ累計600万部を突破。刊行から50年経った今でも、多くの人に愛され続けている。
あらすじ
スペシャルドラマ放送 第一夜のあらすじです。
腹腔鏡手術のスペシャリストとして医学界に名を馳せる、浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎(岡田准一)。
逞しい体と精悍な顔つきに加え気さくな人柄は、付属大学の学生や医局員たちに慕われ、浪速大学のスター准教授として君臨していた。
ある夜、浪速大学・滝村名誉教授の喜寿を祝うパーティの最中、“スペ患”である近畿新聞会長・山田音市の容態が急変。
膵癌を患う山田は、執刀医に財前を指名する。
本来、山田は第一外科・東貞蔵教授(寺尾聰)の“スペ患”。
上司である東を差し置いて自分が執刀するわけには…と躊躇いを見せる財前だったが、心の中では期せずして舞い込んだチャンスにほくそ笑んでいた。
手術は無事成功し、財前には山田から高級ワインと数百万の現金が贈られる。
財前によって自分の“スペ患”が救われたことに、表面上では平静を装いながらも、東はその事実を苦々しく受け止めているのだった…。
そんな中、浪速大学医学部では東の退官に伴う教授選挙が近づいていた。
「君を次期教授に推薦しようと思う」――そう、恩着せがましく財前に囁く東だったが、その実、腹の内では財前ではない人物を、と考え始めていた。
その矢先、同期である第一内科・准教授の里見脩二(松山ケンイチ)から胃癌再発患者のカルテを見せられる。
財前の診断では、原発巣は胃ではなく膵臓。
再発は誤診断である、と指摘するが、その診断を下したのが、浪速大学医学部長の鵜飼裕次だとわかった途端、翻意する!
教授選に備え、上層部に楯突くようなことは避けようとする財前を非難する里見だったが…?
やがて、東が財前以外の人物を教授選候補に擁立することが判明。
財前は、義父である財前又一の財力と政治力を最大限に活かし、浪速大学医学部第一外科教授という悲願に向けてさまざまな工作を開始する。
欲望が渦巻く教授選は、思いもよらぬ展開へ…。そしてその後も、過酷な運命が財前を翻弄していくことになる!
~テレビ朝日公式HPより~
第2夜以降のストーリは、まだ明らかになっていません。
キャスト
【金字塔】岡田准一版『白い巨塔』、松山ケンイチと寺尾聰の出演が決定https://t.co/jpsPTxj9HU
主人公・財前五郎の同期でライバルの里見脩二准教授を松山が、財前の師である東貞蔵教授を寺尾が演じる。 pic.twitter.com/zm1dkVEFBz
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 28, 2019
財前五郎(ざいぜん・ごろう)・・岡田准一
浪速大学医学部第一外科・准教授。逞しい体と精悍な顔つき、加えて気さくな人柄は医学部の学生たちからも慕われており、外科医としても“腹腔鏡のスペシャリスト”として医学界にその名を轟かせていた。貧しい母子家庭に育ち、たゆまぬ努力で今日の成功を勝ち取った。
野心に溢れ、みずからの才能には絶対的な自信を持つ。自身と、義父の悲願である“第一外科・教授”の座に向かい、なりふり構わず邁進していくが、その姿勢と傲慢とも言える性格には反感を抱いている者も少なくない。~公式HPより~
里見脩二(さとみ・しゅうじ)・・松山ケンイチ
浪速大学医学部第一内科・准教授。財前とは同期。
出世には一切関心がなく、やってくる患者を親身になって診察することと、みずからの研究を突き詰めるために大学病院に所属している。患者を救うことを第一に考えており、学内の権力争いには嫌気が差している。その融通が利かない愚直な性格が原因で、周囲に疎まれていくことになる。~公式HPより~
東貞蔵(あずま・ていぞう)・・寺尾聰
浪速大学医学部第一外科・教授で財前の師。定年退官を前に、直属の弟子である財前を自分の後継者として教授に推そうと考えるが、財前の教授選を見据えたパフォーマンスを目の当たりに。退官後もみずからの影響力を残すため、財前ではない別の候補を立てることを決意する。
~公式HPより~
花森ケイ子(はなもり・けいこ)・・沢尻エリカ
財前の愛人で、バー「ラディゲ」でホステスを務める。大きな包容力で、財前を支える愛人という役どころ。医師を志し、関西女子医大に入学したという経歴も。
沢尻は、「世の中的には批判される立場にあるかもしれないですが、ある意味、自分に正直に生きている人だと思います」と語る。
~出典:ザテレビジョン~
その他の主要キャスト※一部配役は未定
財前又一…小林薫
財前五郎の義理の父、財前産婦人科医院院長、浪速医師会副会長
財前杏子(ざいぜん・きょうこ)・・夏帆
財前五郎の妻
黒川キヌ(くろかわ・きぬ)・・ 市毛良枝
財前の母。女手一つで財前を育て、苦労しながらも医学部まで卒業させた。現在は故郷でひとり暮らしている。
東政子(あずま・まさこ)・・高島礼子
東の妻。教授夫人で構成される“くれない会”のメンバー。
東佐枝子…飯豊まりえ
東教授の娘。浪速大学病院図書館で司書として働いている。
鵜飼裕次(うがい・ゆうじ)・・松重豊
第一内科教授・医学部長のち浪速大学学長
大河内恒夫(おおこうち・つねお)・・岸部一徳
浪速大学病理学科教授・野心むきだしの財前をあまり快くは思っていない
柳原雅博(やなぎはら・まさひろ)・・満島真之介
浪速大学医学部第一外科・医局員
佃友弘(つくだ・ともひろ)・・八嶋智人
浪速大学医学部第一外科・医局長。
放送はいつ?
テレビ朝日開局60周年記念特別企画スペシャルドラマ枠となっています。
2019年春ごろとの噂もありますが、まだ正式に発表されていません。
放送日は発表され次第更新します。
2019年5月22日(水)~26日(日)と決定しました。
白い巨塔歴代の主演は誰?
白い巨塔は過去5回映画化・ドラマ化されています。
主演男優は以下のとおりです。
・田宮二郎…映画「白い巨塔」1966年(大映)
・佐藤慶…連続ドラマ「白い巨塔」 1967年(NET・現テレビ朝日)
・田宮二郎…連続ドラマ「白い巨塔」1978年(フジテレビ)
・村上弘明…SPドラマ「白い巨塔」1990年(テレビ朝日 )
・唐沢寿明…連続ドラマ「白い巨塔」2003年(フジテレビ)
歴代主演に関する詳細記事はこちら↓です。
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まとめ
岡田准一主演スペシャルドラマ白い巨塔の原作あらすじ、キャスト、放送日はいつ、過去のドラマ化や歴代の主役についてまとめました。
大学病院での教授権力争いにまつわるストーリーそのものは変わりませんが、「現代版」として最新技術を取り入れた医療シーンが展開されることになりそうです。
原作から約50年。医療も進歩していますので、どのようなシーンが繰り広げられるのか楽しみです。
放送まで詳しい情報が分かり次第更新していきます。
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