2月12日競泳女子日本代表の池江璃花子(いけえ りかこ)選手(18)が白血病であるというニュースが入ってきました。
池江璃花子選手自身がツイッターで公表しました。
ご報告です。 pic.twitter.com/zP2ykLRgCD
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) February 12, 2019
この記事では、池江璃花子選手の経歴をまとめるとともに、白血病から復活した芸能人・有名人を紹介して、池江璃花子選手が、いつ復活できるか予想してみたいと思います。
記事の内容
池江璃花子選手のプロフィール
ウィキペディアからまとめました。
名前:池江 璃花子(いけえ りかこ)
生年月日:2000年7月4日
出身:東京都江戸川区
専門競技:自由形・バタフライ
身長:171cm
リーチ:186cm
足のサイズ:26.5cm
所属:ルネサンス所
マネジメント:株式会社ジエブ
日本記録:個人種目12個とリレー種目9個、計21種目保持(2018年8月12日現在)
~ウィキぺディアより(抜粋)~
白血病とは
「慢性骨髄性白血病(CML)を学ぶ」というサイトから引用しました。
白血病は血液のがんです。
血液細胞には赤血球、血小板、白血球がありますが、これらの血液細胞が骨髄でつくられる過程で、がんになります。
がん化した細胞(白血病細胞)は、骨髄内で増殖し、骨髄を占拠してしまいます。
そのため、正常な血液細胞が減少し、貧血、免疫系のはたらきの低下、出血傾向、脾臓(血液を貯蔵しておく臓器)の肥大などの症状があらわれます。
日本では、1年間に人口10万人あたり、男性で11.4人、女性で7.9人の割合で白血病と診断されています。(2011年のデータ)
~「慢性骨髄性白血病(CML)を学ぶ」より引用~
つまり、血液細胞がガン化して骨髄を占拠して機能不全にしてしまい、免疫の低下をひきおこしたり、出血が止まらない状態にしてしまう病気のようです。
白血病から復活した芸能人・有名人・スポーツ選手は?
白血病から復活した芸能人・有名人・スポーツ選手を調べてみました。
渡辺謙(俳優)
dメニューニュース:渡辺謙、白血病公表の池江にエール「自分の生命力を信じ…」自身は2度の闘いで克服(デイリースポーツ) https://t.co/GotI2NOWHj
— sugumiffy (@sugumiffy) February 12, 2019
今や日本を代表するハリウッドスター、渡辺謙(わたなべ けん)さん。
2018年NHK大河ドラマ「せごどん」では島津斉彬を演じていました。
池江璃花子選手にもツイッターでエールを送りました。
#池江璃花子、さんのニュースを目にしました。僕も同じ病気を経験しました。何故今自分がと絶望感に苛まれているのではないかと思います。どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい。祈っています。
— 渡辺謙 (@harryken311) February 12, 2019
1989年、映画『天と地と』では主役の上杉謙信役に抜擢されましたが、撮影中に急性骨髄性白血病を発症し降板しました。代役は榎木孝明がつとめました。
約1年の闘病の末に復帰しましたが1994年に再発。
治療の際に受けた輸血でC型肝炎ウイルスに感染し、2つの病と闘っていたと自著で語りました。
その後、2003年には映画『ラストサムライ』に出演。
『硫黄島からの手紙』、『王様とわたし』ほかハリウッド映画やミュージカル舞台などに出演し、すっかり国際派俳優になりました。
2016年に、胃がん発病を告白。内視鏡手術を受け復活しています。
吉井怜(女優)
吉井怜も白血病になったのは同じ18の時だったんだ
母親から骨髄移植を受けて治ったんだよね
骨髄移植を受けた関係で血液型がA型からO型に変わったんだよね#吉井怜 pic.twitter.com/9YKOyz5mDR— hiro (@twincam2017) February 12, 2019
日本の女優、タレントの吉井怜(よしい れい)さん。
2000年、奄美大島でのグラビア・カレンダーの撮影時に急性骨髄性白血病と診断される。当時まだ18歳という若さだった。入院後に抗がん剤治療を受け、退院時には寛解維持療法を選択。
退院後、骨髄移植を受ける決意をし、2001年にHAL(白血球の型)が一致する母親からの骨髄提供により骨髄移植を受けた。
2002年に出版した闘病記『神様、何するの… 白血病と闘ったアイドルの手記』はベストセラーに。
2003年末にはフジテレビの番組『金曜エンタテイメント』内で宮地真緒主演でドラマ化された。
2004年に映画『火火』で無菌室に入院したがん患者の世話をする役を演じたが精神的に苦しかったという。
2006年公開の映画『LOVE MY LIFE』においてオールヌードを披露。
2009年4月開始の昼ドラマ『エゴイスト 〜egoist〜』では、川島なお美の演じるトップ女優の隠し子役として、11年ぶりに連続ドラマ主演を果たす。
2011年デビューから15周年記念写真集「ここから」で大胆ヌード写真集を披露。
2011年11月公開の映画『夕闇ダリア』では略奪愛を行うヒロイン役。
また『寄性獣医・鈴音 GENESIS×EVOLUTION』では神楽坂恵とハードなバトルアクションを演じた。
2012年5月、写真集「SOSEXY 吉井 怜 “Falling Angels” by Shingo Wakagi」を発売。
2016年11月11日に婚姻届を提出し結婚。
相手は2005年の『着信アリ』(テレビ朝日系)などでの共演を通じて10年以上前に知り合い、2015年春に共通の友人を介して再会し連絡先を交換して交際へと発展した俳優の山崎樹範。
早川史哉(サッカーJ2新潟DF)
競泳・池江璃花子さんの白血病、新潟DF早川史哉は2年で復帰(関連まとめ) https://t.co/UmofhEu6w3 pic.twitter.com/bxiXFpZFDD
— サッカーあんてなポータル (@soccer_port) February 12, 2019
早川史哉選手(25)は、2011年の17歳以下(U17)ワールドカップ(W杯)に出場した逸材。
「急性リンパ性白血病」と診断されたのは2016年5月。
プロ入りした年の開幕戦にフル出場し、順調にプロ人生を歩み出したところだった。
宣告された直後は不安になったというが、元々前向きな性格で、すぐに気持ちは切り替わったという。
「なるようにしかならない。必ず治ると信じていた」
2016年秋に骨髄移植手術を受け、2017年の6月に退院。
2017年の年末には新潟のクラブハウスでバイクをこぐなどリハビリを始めた。
2018年の春には新潟U18チームの練習に参加し、夏前からトップの練習に週に数回加わるようになり、練習試合にも出場できるまでに回復している。
岩下修一さん(元プロ野球選手)
日ハム打撃投手・岩下修一氏 白血病からの復帰劇を回顧 https://t.co/r84ynJfPEr
— かげろう (@kagerou2011) December 18, 2018
岩下修一さん(45)は、プロ入り2年目だった2001年の7月に「急性骨髄性白血病」と診断された。
抗がん剤治療を4カ月間受け、2002年3月に11カ月ぶりに公式戦のマウンドに上がり、復活を果たした。
その後も中継ぎ左腕として存在感を発揮し、2006年に現役を引退。現在は日本ハムの打撃投手を務めている。
糟谷悟(マラソン選手)
陸上選手糟谷悟さんが競技に例えて臨んだ闘病 https://t.co/IsqgrnsJso
— たん (@tanko_nonnon) November 5, 2018
来月の東京マラソンに出場する糟谷悟(かすやさとる)(35)=トヨタ紡織=は29歳だった2013年に悪性リンパ腫と診断され、手術を受けた。
「池江選手も同じだろうが、診断された時は気持ちの整理がつかなかった。ただ、冷静になった時、戦っていくしかないと切り替えた。競技者としてけがを克服していくのと同じように捉えていこうと思った」。
抗がん剤治療などを経て、約1年後には競技会に復帰。
2016年元日には全日本実業団駅伝も走った。
「ジャマイカの選手が乳がんを克服して世界陸上に出場していたのを病室で見た。そうした前例が心強かった。
白血病から復帰したスポーツ選手もいる。池江選手なら病気と闘えるメンタルがあると思う」と話していた。
浅野史郎(元宮城県知事)
浅野史郎氏講演会無事におえました。慣れない司会進行でご迷惑をかけてしまった。すみませんでした!浅野氏の話しは手に汗握る話しだった。知事時代の警察部局とのせめぎ合いの話しなんかドキドキしちゃった。何か問題があったら外に出した方がいい。出して変える。情報公開はそのためのツール。 pic.twitter.com/HLfEyBQAxk
— 江口ともこ (@eguchitomoko) February 9, 2019
2005年、献血をした際の血液検査で、特殊な白血病である成人T細胞白血病(ATL)を引き起こすウイルス(HTLV-1)への感染が判明。
浅野の母親もATL感染者であり、感染経路は母子感染とされた。
東北大学医学部付属病院を受診したところ、くすぶり型ATL(皮膚や肺に病変がある場合を除けば、症状はほとんどない状態)であると診断され、通院による経過観察を受けていた。
2009年5月には、病態が「急性期」に進行し、治療のため自身の病気を公表。
2009年6月に東京大学医科学研究所に入院し、多剤併用の化学療法を受けた。
通常の治療では治癒が望めなかったことから骨髄バンクを通して骨髄移植を受けた。
2009年10月、国立がんセンターに転院し、担当医・田野崎隆二のもと「ミニ移植」と呼ばれる骨髄移植を受けた。
体調が安定したため2010年2月3日に同院を退院、以後は自宅で療養。
2006年には慶応義塾大学、2013年には神奈川大学特別招聘教授に就任、教育に意欲を見せている。
岡村孝子(歌手)
岡村さんは、2019年4月22日に公式サイトを通じて「岡村孝子は先日行なった検査の際、『急性白血病』と診断され、急遽、長期の治療に入ることになりました」と公表。
その後、5ヶ月間の入院療養を経て、2019年9月20日、無事に退院したことをインスタグラムで報告しました。
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いつ治る?
難しい病気であることは間違いありません。
日本血液学会理事長の赤司浩一・九州大学教授は、
「治るまでの治療期間は、白血病の種類により半年~2年程度と異なる。発症から約5年後まで再発がなければ完治となる。一般的に体力のある若い世代ほど治癒率が高い。とくに急性リンパ性白血病なら8割は治る」
と語る。
引用:https://www.asahi.com/articles/ASM2D5QYKM2DULBJ017.html
池江璃花子選手も公表されたばかりですので、予断を許さない状況であるとは思いますが、↑上の復活した方々の例を見ると1年~2年くらいで、復帰できているようです。
池江璃花子選手は超一流のトップスイマーですので、体力や技術を元の状態に戻すことは大変だと思いますが、1年~2年くらいで戻ってこられることを期待したいと思います。
東京オリンピックは本当に残念ですが、一番残念に思っているのは、きっと池江璃花子選手ご本人でしょう・・。
まずは、水泳のことは置いておいて、早く元気になられることをお祈りいたします。
ツイッターの声
↓相方を白血病で亡くしたカンニング竹山さんのツイート。
池江さん、絶対に治る!
絶対に治ります!— カンニング竹山 (@takeyama0330) 2019年2月12日
宇野昌磨選手の空港到着後すぐの囲み取材で、池江璃花子選手の白血病について意見を求められ、「自分にわかるのはケガや病気は本人が一番辛いということだけ。それ以上は無知な自分に言う権利はない」と言っていたの大したものだと思った。通り一遍でないアスリートの視点を感じさせ、極めて冷静。
— キムラ ヤスコ (@yskkimura) February 12, 2019
紀平梨花が優勝して笑顔で帰ってきてる時に池江璃花子の白血病について語らせる記者ちょっと神経いかれてるんじゃない?
— souhei (@souheiday) February 12, 2019
もし早川史哉がいなければ
白血病=終わり
って思ってただろう。けど、史哉が
大丈夫って、治るって、
また競技が出来るって、
証明してくれた。ここから大変だろうけど
池江璃花子…頑張れ。— こみ (@ULTRA_gol) February 12, 2019
池江璃花子選手。憶測であれこれ探られるのを避けるための公表だとしたら、マスコミはそっとしてあげてほしい。どんな思いで口にしたかと思うと辛すぎる。まっすぐに病と闘う気持ちが、良い結果に繋がると信じています。どうか思うままにゆっくり、しっかりと治してください。
— Ninny(二ン二) (@wioveriyw) February 12, 2019
まとめ
池江璃花子選手が白血病であることを公表しました。この記事では池江璃花子選手の経歴をまとめ、白血病から復活した芸能人・有名人を紹介して、池江璃花子選手が、いつ復活できるか希望をこめてまとめてみました。
とにかく元気になられることを祈って、今後も公表されることがあれば注目していきたいと思います。
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