2月27日、女子テニスで世界ランキング1位の大坂なおみ(日清食品)さんが、新たにジャーメイン・ジェンキンス氏(米国)チーム大坂に加入ことを公表しました。コーチの役割を担当するそうです。
大坂なおみ選手のコーチが決まりました!👏
元ビーナス選手のヒッティングパートナーだった人です!
左端です!
また頑張って欲しい! pic.twitter.com/0vftEVwDUP
— みつのり@テニス上達法&現役テニスプレイヤー (@s2Q9FEr2xyvZBZT) February 28, 2019
インスタグラムで大坂なおみさんは、「チームに加わってくれたジャーメーンに感謝したい」とコメントしています。
この記事では、大坂なおみさんの新しいコーチ、ジャーメイン・ジェンキンス(Jermaine Jenkins)氏について情報をまとめます。
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ジャーメイン・ジェンキンスさんのプロフィール
名前:ジャーメイン・ジェンキンス
生年月日:1984年11月20日(34歳 2019年2月現在)
出生地:米国ジョージア州カレッジパーク
居住地:米国フロリダ州ココナッツクリーク
最終学歴:クレムソン大学 – ビジネス行動科学科
身長:180cm
体重:77kg
ジャーメイン・ジェンキンスさんの経歴
ジャーメイン・ジェンキンスさんは2003年~2007年にかけてクレムソン大学でテニスプレーヤーとして活躍しました。
クレムソン大学では、キャプテンを務め大学MVPも獲得しています。
2004年にはテニスのアメリカ代表にも選ばれています。
選手時代の世界ランキングはシングルスで1386位が最高。
2017年に現役を引退しました。
2015年7月からは、ビーナス・ウィリアムス選手の専属ヒッティングコーチを務めていました。
Words cannot fully express how grateful for and appreciative of @Venuseswilliams I am. Together with her family and entire team I have been blessed with opportunity, friendship and rich, beautiful, substantive experiences that I am thoroughly enjoying and will forever cherish. pic.twitter.com/1DPjAqhggX
— Jermaine Jenkins (@JermaineJenks11) October 21, 2018
コーチ就任期間に、ビーナス・ウィリアムス選手は全豪オープンおよびウィンブルドンのシングル決勝に到達。
世界ランキングも第5位にランクされました。
※ちなみにサーシャ・バインコーチはビーナス・ウィリアムス選手の妹、セリーナ・ウィリアムス選手のヒッティングパートナーをしていましたね。
ジャーメイン・ジェンキンスさんはビーナス・ウィリアムス選手の他、ゴンザレス・オースティンと自身の弟のジャーマー・ジェンキンスの指導にも当たりました。
弟のジャーマー・ジェンキンス氏は、2017年末からビーナスの妹で出産から復帰したセリーナ・ウィリアムズのヒッティングパートナーを務めており、一時期、兄弟で「チームウィリアムズ」で働いていたことになります。
2018年末にビーナス・ウィリアムス選手との契約を解消。
2019年1月には、USTA(全米テニス協会)の女子テニス ナショナルコーチに任命されたことが発表されています。(元女子テニスプレーヤーのキャシー・リナルディ ヘッドコーチの元で指導)
ジャーメイン・ジェンキンスさんの報酬は?
ジャーメイン・ジェンキンスさんの報酬については、英文のサイトも見てみましたが、やはり詳細は公表されていません。
推測の記載になりますが、5000万円以上ではないかと推測します。
理由についてですが、、
よく参考にされているのが、錦織選手がマイケル・チャンコーチに支払っていた報酬の話題です。
マイケル・チャンコーチは錦織選手にいつも帯同しているわけではなく、要所要所で合流していたようです。
1日あたりの報酬が約50万円で、年間で7,000万ほど。
逆算すると140日程度、同行していたことになります。
さらに錦織選手が賞金を獲得した場合、賞金の10%ほどが支払われるオプション契約もあり、3000万ほど。
合計すると年間1億円ほどの報酬を得ていたとのこと。
ジャーメイン・ジェンキンスさんは、プロテニスプレーヤーとしての実績はマイケル・チャンコーチほどはありません。
しかしコーチとしてビーナス・ウィリアムス選手を支えた実績があり、USTA(全米テニス協会)の女子テニス ナショナルコーチに任命もされています。
一方で、錦織選手の収入総額が30億ほどと言われており、大坂なおみ選手が2018年で10億、2019年は20億まで届くかどうかでしょうか。
そう考えると1日あたりの報酬も減算して30万くらいと推測します。
30万円×140日+4000万(賞金オプション 全米オープン優勝分から推定)≒8200万となります。
ナショナルチームのコーチ役もありますので、大坂なおみ選手への帯同も、いつもという訳ではないのかもしれませんので、日数が減る可能性もありますが、それでも5000万円を下回らないかなと思います。
まとめ
大坂なおみ選手の新コーチが決定しました。サーシャ・バインコーチのあと日本テニス協会のコーチが臨時就任していたので、そのままコーチ継続かと思っていました。
ジャーメイン・ジェンキンスさんを加えた「新チーム大坂」体制は、3月6日開幕のBNPパリバ・オープン(米カリフォルニア州インディアンウェルズ)から始動する模様です。
BNPパリバ・オープンは大坂なおみ選手にとって連覇がかかる大事な大会です。
また以前、二重国籍問題も取り上げましたが、ここにきてUSTA(全米テニス協会)のコーチが就任したことで、大坂なおみ選手を日本とアメリカが綱引きする構図は激化するかもしれませんね。
二重国籍問題も今年(2019年)の大坂なおみ選手の誕生日までには決着しなければなりません。
オリンピックを前にして、大坂選手の成績も気になりますが、二重国籍問題も大変気になるところです。
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