5月19日、NHKから国民を守る党の立花孝志代表が、同党で足立区議会議員選挙に出馬する「加陽 麻里布 かようまりの」候補の出馬受理にあたり、選挙管理委員会とバトルし、警察に通報する騒ぎとなりました。
この記事では、「【動画】NHKから国民を守る党 立花孝志 足立区選挙管理委員会と対立警察通報経緯はこちら!」と題し、状況の経緯を説明します。
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記事の内容
N国党 足立区議会選挙 出馬申請動画
まずは、5月19日、NHKから国民を守る党の立花孝志代表が、同党で足立区議会議員選挙に出馬する「加陽 麻里布 かようまりの」候補の出馬申請を代理で行った際の選挙管理委員会とのバトルの動画を見ていただきます。
だいたい、30分経過したあたりから、やりとりが始まります。
※↓下の動画は、30分経過後からスタートします。
立花孝志代表は、選挙管理委員長へ提出する書類だから、選挙管理委員長に対応してもらうように食い下がりますが、実際には選挙管理委員会の担当(区の職員)が対応しています。
上記の動画はライブ配信をされていたものが現在アーカイブとして見れるようになっています。
30分くらいから受付が開始し、その後1時間半くらい経って警察の聴取が行われたことから、ライブ配信を停止するところで終わっています。
N国党 立花孝志代表 炎上経緯
状況としては、立花孝志代表自身が意図的に炎上させようとしているところもありますが、経緯を説明します。
当初の目論見
経緯については、動画の1時間48分くらいから、ざっと説明しています。
※2つ目の動画は、1時間48分くらいからスタートします。
- NHKから国民を守る党 は7月に参議院選に候補を立てる予定
- 立花孝志代表は、 加陽 麻里布氏を参院選に出馬させたかった
- 加陽 麻里布氏は現在26歳のため、参院選出馬要件を満たさず
- 5月に行われる足立区議会議員選挙に加陽 麻里布氏を推す
- 足立区議会議員選挙に出馬するためには、足立区に居住していることが要件となっている。
- 加陽 麻里布氏は墨田区に居住しており、司法書士届けも出している。
- 立花孝志代表 の見解としては、足立区長には居住要件はないのに、足立区議会議員に居住要件があるのはおかしい。
- 足立区議会への立候補自体は受理されるハズである。
- 立候補が受理され、当選するだけの票を獲得できれば、その後裁判にて加陽 麻里布氏が晴れて足立区議会議員になれるように争っていく
- 足立区議会議員となればOK
- なれなくても問題提起にはなるという考えだった
ここまでが、当初の目論見でした。
事前審査の確認
5月13日の時点で、立花孝志代表は足立区選挙管理委員会に確認し、
「当選は無効になるが、出馬自体の受理に支障がない」
ことを確認し事前審査を受けていました。
※↑うえの動画内でも語っており、動画内で受付を拒否した選挙管理委員会の担当者が、5月13日に受理に支障がないと告げた担当と同一人物のようです。(元自民党の国会議員?!)
出馬受理不可の電話連絡
動画内で語っているように木曜日(5月16日)になって、やはり立候補自体を受理できないと電話で連絡があったようです。
5月13日に受理に支障はないと言われていましたと主張し、理由は何故かと問われると、
「総務省の見解」
との回答があったようです。
立候補にあたって、足立区に居住していなければならないという用件について、なぜ受け付けるのかという世論もあり、足立区選挙管理委員会で判断できない事項のため、総務省に確認したところ、受付不可との見解を得た。
というような回答をした模様です。
立花孝志代表は、文書にて見解の回答を要求しましたが、文書での回答は拒否されたと語っています。
憲法違反の可能性があり、証拠を残すのを拒んだと立花孝志代表は語っています。
5月13日の見解を得て、ポスターなどの選挙道具も準備しており、受理されなければ、費用の損害賠償請求をする可能性があると申し出ますが、選挙管理委員会といしては、裁判を起こしてくれとの一点張りだった模様。
裁判の前に選挙管理委員長と話し合いたいという申し出も受け付けてもらえずだったようです。
5月19日 警察通報の状況
ライブ配信とは別に手持ちのカメラで撮影した動画が、5月19日夜にアップされました。
↓コチラです。
↑動画では、足立区選挙管理委員長の顔画像なども写していますね。
5月16日に出馬は受理できないと回答をもらっていましたが、納得できない立花孝志代表は、加陽 麻里布候補の代理人として、選挙管理委員会に出向き、出馬申請の受理を迫ります。
※↑上記動画でライブ配信をしています。
繰り返しになりますが、選挙管理委員長に対応を迫る立花孝志代表ですが、選挙管理委員会としては、委員長が出てくるハズもなく担当者が対応しています。
立花孝志代表は、当初からマックスの勢いで異議をとなえ、足立区議会議員への立候補について居住要件があることについて、
「選挙管理委員長が、憲法違反をしている可能性がある。」
「警察を呼び、状況の確認と場合によっては逮捕してもらう」
として、110番通報をします。
※ただし、警察は何故かなかなか来ず、動画の最後の方で現れることになります。
足立区議会議員出馬受理 顛末
↑加陽 麻里布氏が登場している動画をひとつ 参考までに。
動画を見ていると、立花孝志代表は途中からトーンを落とします。
あらかじめ想定していた模様で、加陽 麻里布氏の住所を足立区内のホテルの住所に訂正して足立区議会議員への出馬申請の受理手続きを行っています。
最終的に受理されますが、いくつかの問題点が挙がってきました。
- 加陽 麻里布氏 を届出した住所地のホテルに一泊させると言っているが、足立区に居住しているという実態はなくても良いのか
- 加陽 麻里布氏 は墨田区で司法書士登録しているが問題はないのか
- 供託金の書類に記載した住所は墨田区のままでいいとしているが、相違していて問題ないのか
- そもそも、選挙で当選ラインを確保したとして、足立区議会議員への立候補要件に足立区での居住が入っていることを違憲として争うハズが、居住実態があるかという問題に主旨が変わっていないか
柔軟に対応しているようですが、実際意味があることなのでしょうか。
当初、受理に問題がないと足立区選挙管理委員会の担当が言っていたことが、
後日、総務省の見解として却下されたことは確かに不思議ではあります。
選挙管理委員長が、元自民党の区議会議員で議長も務めたことがあると立花孝志代表は主張しています。
選挙管理副委員長も、元公明党の議員だったとのことです。
自民党・公明党の議員が区議会議員選挙で落選しないように、NHKから国民を守る党の出馬を阻止しようとしていると立花孝志代表は語っています。
まとめ
5月19日、NHKから国民を守る党の立花孝志代表が、同党で足立区議会議員選挙に出馬する「加陽 麻里布 かようまりの」候補の出馬受理にあたり、選挙管理委員会とバトルし、警察に通報する騒ぎとなりました。「【動画】NHKから国民を守る党 立花孝志 足立区選挙管理委員会と対立警察通報経緯はこちら!」と題し、経緯を説明しました。
警察に事情を聞かれるところで、捜査上の秘密ということでライブ配信を終了しています。
今後の経過が分かりましたら、本記事もしくは別記事にて更新します。
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