IPO【新規公開株】楽天証券の特徴・申し込み方を画像つきで解説

貯蓄・副業・投資

前回は、IPOの申し込み管理についてお話ししました。↓

IPO申し込み管理ツール決定版!アプリ・ソフト・エクセルしっくりこない方へ

 

IPO申し込みのなかで楽天証券が2段階の申し込みになっており、少し特徴がありますので、IPO株の買い方についてお話します。

 

申し込み方法

 

BB(ブックビルディング)

 

まず、BBへの参加申し込みをします。

これまでの記事でもご紹介してきましたとおり、楽天証券はこの時点で申込株数×申告価格(成行の場合は上限価格)の預り資金が必要です。

 

引用:楽天証券

 

 

購入申し込み

 

つぎに、購入申込みです。

購入申込期間の翌日までに募集・売出価格×ブックビルディング申込株数分の資金が必要です。

※この時点で、必要資金が確定しています。

 

引用:楽天証券

 

その後のながれ

 

上記 BB→購入申し込みがなされた後に抽選結果が判明します。

※実際に申し込みをして結果ですが、他の証券口座より当落判明が3営業日ほど遅いようです。

 

↓下の画像ですが、2018/09/04に他証券口座では「当落」が出ている銘柄、楽天証券では本日2018/09/07時点で「当落」が判明していません。

 

引用:楽天証券

 

当選キャンセルについて

 

これも以前の記事でも触れましたが、楽天証券はキャンセルできません。

というか2段階申し込みの方法を行い既に購入申し込みを行っているので、キャンセルの概念がないといった印象です。

 

 

IPO抽選の特徴

 

 

資金量

預け入れ資金が多い方が、やや有利な抽選方式

申込株数ごとに抽選権がある方式となっています。(一人一票制ではない)

単純に言えば資金量が多い人ほど株数を申し込めるので当選確率が上がることになります。

ただしリミットがあるので、資金量を無限に使いきれるわけではありません。
単価が高いIPOなどは、一律100株と制限がかかるので当選確率は平等です。

 

IPOカテゴリー制度

楽天証券に割当てられたIPO株は原則として100%がネット抽選となります。

機関投資家に配分優先する証券会社が多い中、個人投資家に優しいシステムです。

抽選方法は過去6カ月間の取引実績に応じて当選確率が変わるカテゴリー制をとっています。

 

カテゴリ- 当選倍率 カテゴリー条件
IPOゴールド 5倍 過去6カ月間の月間平均手数料が10万円以上
IPOシルバー 2倍 過去6カ月間の月間平均手数料が1万5千円以上
IPOレギュラー 1倍 ゴールド、シルバー以外

 

シュウ
《2018年IPO強化を宣言》
2014年~2017年の4年間でIPO取扱い数は27件ありましたが全て委託幹事でした(IPOの枚数が少なかった)

しかし2018年からは正幹事の取扱いを増やすとの宣言をしました。カテゴリー制はありますが、IPO株は原則100%ネット抽選にまわるので期待が持てます。

 

 

まとめ

 

IPOの2段階申し込みが特徴的な楽天証券。

これまでは他の証券と比べて、やや取り扱い銘柄が少ない状況ですが、主幹事宣言もしており、今後に期待したいところです。

また、スマホアプリでIPO発注が出来ない。NISA口座でIPO発注が出来ないなど細かな注意点もありそうです。

預入資金や独自の「IPOカテゴリー」によって当選確率を上げることも可能です。

 

以上 楽天証券についてお話しました。

これからもIPO挑戦頑張りましょう!!

よく読まれている記事