子育てをしていく中で、悩みはつきものです。
特に育児初期に頭を悩ませるのは、哺乳瓶のやめさせ方ではないでしょうか?
哺乳瓶は楽に飲むことができて安心感もあるので、お子さんの中にはなかなかやめられない子も多いようです。
そこで、哺乳瓶がやめられる方法を5つご紹介するので参考にしてみてください。
記事の内容
いつまでに卒業?
1歳半を過ぎても哺乳瓶を使ってると 執着が出てきて大変と聞きます。
だいたい1歳ころに卒乳して、その後はストローマグで朝と夜だけ飲ませ、1歳3カ月にはミルクも卒業するのが理想的です。
長く哺乳瓶を使っていると、歯並びや虫歯にも影響をあたえます。
〜寝不足覚悟で一気にやめる〜
この日からやめる!と決めて、お子さんにも伝える方法です。
やめる日を決めたら、「あと◯回でバイバイね?」と毎回伝えておきます。
明日で最後、という日は特に念入りに話をしてあげてください。
そして、実際にやめる当日はお子さんがどれだけ泣いても、抱っこしてあげたり、お茶を飲ませたりしてなだめすかしてみましょう。
最初の3日くらいは苦労するかもしれませんが、その後はお子さん自体も「もう哺乳瓶はない」と理解してくれるので、泣かなくなります。
〜少しずつ量を減らす〜
例えば、今まで200cc飲ませていたところを、150ccに減らし、足りないと感じるようであればストローマグもしくはコップで飲ませます。
また1週間程度経ったら、哺乳瓶で飲ませる量を減らし、足りない分はストローマグもしくはコップで補う、という方法です。
期間はかかりますが、徐々に少ない量に慣れていき、足りなければコップで飲もうという意識づけにもなります。
哺乳瓶で飲む時間を少なくさせていけばいくだけ、どんどん喉が乾けば自然にコップなどで飲みたくなるので、お子さんが無理なく哺乳瓶をやめられるような状況になります。
〜嫌いなものを飲ませる〜
ちょっと手荒な方法ではありますが、あまりにも哺乳瓶がやめられない時に試してみてください。
例えば、今まで飲んだことのない飲み物や苦手で飲まない飲み物を少しでもいいので哺乳瓶で与えます。
すると、哺乳瓶で飲みたいものが飲めない、とわかり始めるので自然と「飲みたい」と言わなくなります。
夜寝る前の哺乳瓶はやめさせにくいと言われているので、こうした手荒な方法も一度試してみるといいですよ。
〜ストローでミルクを飲ませる〜
多くの場合、夜に哺乳瓶でフォローアップミルクを飲ませてから寝ていて、哺乳瓶がやめさせられないです。
そこで、ストローでミルクを飲ませてみるようにしてください。
飲ませるタイミング的には、いつも哺乳瓶で飲むよりも少し早めがベストです。
お子さんは、時間軸がきちんとしていて、どのくらいの時間で何をしたら哺乳瓶の時間!と覚えてしまっている子も多いです。
なので、そのタイミングをずらすことが大事です。
先にストローでミルクを飲ませてしまうと、その後哺乳瓶で飲むタイミングがずれて、その日は飲まずに済んだ、ということが多いです。
〜別のもので満たす〜
哺乳瓶というのは、安心感と満足感を簡単に得ることができます。
なので、その満足感を別のもので満たしてあげましょう。
哺乳瓶が欲しいと言われたら、少しでもいいので食事をとらせてみてください。
満腹になると、自然と人は眠たくなります。
夕食の時間を少し遅くしてお子さんの空腹感を呼び、きちんと食事をとらせてから、寝かしつけというルーティンを作ってみてください。
なかなか寝付けない日もあると思います。
それでも、食事をしっかりとり、ミルクをお子さんの目がいかない場所に移してしまうと、自然とお子さんはミルクのことを忘れてくれます。
試して効果があったもの
わが家でも哺乳瓶をやめさせるのにかなり苦労しました。
「2歳になるくらいまでは」なんて考えていたらあっという間に2歳になっていて、哺乳瓶はやめられていないという状況です。
ストローでもコップでも麦茶は飲めるのに、量を飲まないせいか夜の哺乳瓶がどうしてもやめられませんでした。
ご紹介した方法をいくつか試していたのですが、哺乳瓶を一気にやめさせた時の尋常じゃない泣き方や、不安定さを見ていると断念してしまい、ストローではミルクを飲まず、量を減らしてもやめてくれません。
そこで、別のもので満たすという方法を行なったら、効果テキメンでした!
食事量も増えましたし、麦茶を飲む量も増えたので、お腹がいっぱいになって、ある程度一緒に遊んだら満足するのか哺乳瓶無しでも眠ってくれるようになったのです。
まとめ
哺乳瓶がやめられる5つの方法をご紹介しました。
子供の成長は人それぞれですが、それでも我が子の場合は心配になるのが親心です。
特に哺乳瓶は虫歯や歯並びに関係してくるので、早くやめさせたいと思いますよね。
お伝えした方法を試して”あなた”も是非お子さんにあったやめさせ方を見つけてみてください。