カジサックの失礼な絡みの問題で、2月6日宇野常寛氏が改めてツイートで抗議をはじめました。
抗議のなかで言っているカジサックやファンが前後を編集してアップしている動画とは、どれなのか宇野常寛氏の抗議ツイートとも含めてまとめます。
編集された動画は?
たぶん、このあたりの動画のことですね。(↓下の方)
たしかに、この動画だけみると宇野常寛氏の声も張っていて、お互いにやり合っている感じに見えます。
宇野常寛氏も演出に乗っかって、盛り上げようとしていたのだと思います。
宇野常寛さん一種目に
ここは戦場だったら蜂の巣だ!
チャンスがあるだけ有難く思えって!!ずっとお互いに言葉攻めしてたやん。
宇野さん。このノリからして大丈夫と思うやん。
キレるとか半端ないって😩#宇野常寛 #カジサック pic.twitter.com/oKfJuLCp1A
— kosei.jp (@happystar0422) February 5, 2019
宇野常寛氏の抗議内容とは?
おはようございます。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
最初に謝ります。
朝からごめんなさい。これから、あまり気持ちのよくない話題を連投します。
内容は(みんながウンザリしてること、知っていますが)カジサックの件です。
もう終わりにしたかったんですけど、申し訳ありません。書かせてください。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
僕の告発を根にもったカジサックとそのファンが、昨晩イベント当日の動画を自分たちに有利なように編集して拡散をはじめました。
そのことで、僕の側も悪いと印象操作することが狙いだと思います。
動画は前後を切りとられ、まるで僕が梶原のノリを喜んでいるかのような印象に編集されています。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
なので本当はもう終わりにしたかったし、僕にとっても不愉快な記憶を掘り起こすことだけど当日のことをある程度詳しく書くことにしました。
連投になりますが、お付き合いください。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
カジサックはあの日、冒頭から僕らのチームを見るなり「弱そうだ」とバカにしてきた。そりゃ僕はお世辞にも運動が得意には見えないだろうが…
僕はなんとか場を保たせながら、これは釘を刺さないとと考えて「お前みたいな自分より弱いヤツをみつけた途端にマウントしたがる奴は大嫌いだ」と告げた。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
しかし、梶原の言動は少しも変わらなかった。僕も前半は少しでも楽しもうと、梶原のノリに合わせようとした。
流された動画はこの部分だ。
こうして悪用されるなら、少しでも合わせるべきではなかったと思う。
もちろん僕は梶原のように身体的な特徴をイジったり、人格否定したりはしなかった。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
そして3種目の縄跳びのとき、僕はぜんぜん飛べなかった。1回はメガネが縄跳びに引っかかった。笑われたけど、この時点では特に不快ではなかった。
けれど、梶原はここぞとばかりに僕をバカにしてきた。僕の失敗をディフォルメしたジェスチャーでモノマネし、こき下ろした。
一線超えたな、と思った。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
僕は冒頭から繰り返し梶原の「イジリ」的な言動が嫌だと指摘したこと、そしてこういう言動がこの国のイジメ文化の温床なのだと告げた。
梶原は慌てて形式的に謝罪したが、すぐに「みんなが面白くなるために(宇野にイジリを)した」と開き直った。
もうこれは直らない。帰るしかないなと思った。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
梶原のいう「みんな」になぜか僕らは入っていなかった。僕はかれに生贄に選ばれて、嘲笑されるためだけに、その場にいることを要求されていた。
ここで、「空気を読んで」梶原主役のバラエティゴッコのいじられ役を甘受することは「正しい」ことなんだろうか。
そんなわけはない、と思った。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
僕らには、人間には、尊重されない場から離脱する権利がある。失礼な相手がいたら、抗議で帰る権利がある。
「場の空気」のために、マイノリティだけが我慢しなきゃいけないなんて間違ってる。「芸人」なら、バラエティならイジメが許されるなんて間違ってる。
僕は帰り、そう発信すべきだと思った。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
イベントのスタッフは真っ青になっていた。申し訳ないなと思ったが、彼らがずっと梶原の言動を黙認していたことを思い出すと、心が冷えた。
オファー時から失礼(企画変更、梶原の急遽出演などすべて事後連絡だった)なことが多かったので、余計にそう感じた。引き止めを一蹴して振り払い、帰った。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
その後はツイートした通り。
タクシーを捕まえて乗った瞬間に友人から連絡があり、急遽別件の仕事の打ち合わせに行った。
打ち合わせは充実していて、本当に帰ってよかったと思った。このことは、しっかり読者に伝えようと思った。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
もちろん、主催側に僕のギャラは全額返金することはその場で伝えた。
少し経って思い当たり、僕目当てで来た人にはチケット代も、僕のギャラから返金することにした。足りない分は、僕が自腹で出そうと決めた。
それが、仕事を降りる権利を行使した人間の責任だと考えたからだ。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
改めて、声を大にして言いたい。
誰かを貶めることでその「場」を都合よくまとめようとする奴がいる場所からは、今すぐに逃げた方がいい。
彼らのいう「みんな」に君はカウントされていない。「空気を読んで」その場に残っても、イジメが加速するだけ。次の、そのまた次の犠牲者を生むだけだ。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
そしていま、僕は告発を根に持ったカジサックとそのファンから、執拗な攻撃を受けている。
梶原に都合よい箇所だけを切り取った動画をアップされ、当日の経緯も脚色された上に嬉々として「縄跳びくらいできるようになれ」と罵倒を受けている。
やり方が、本当に汚いと思う。 pic.twitter.com/YFzXzk7glx
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
本当はこのけんはそろそろ終わりにしようと思ってた。
だけど、梶原サイドからの攻撃が加速してきたので、改めて経緯を記しました。
この年齢になって、自分が受けた嫌がらせのことをみんなに書いて紹介するのは正直、しんどいです。
けれど、ここでハメられるわけにはいかないので書くことにした。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
以上です。細かいイジリはまだありましたが、省きます。
朝から気持ちのいい話題ではなかったと思います。ごめんなさい。
けれど、バラエティっぽいイジメに対して、もっと堂々とNoが言える世の中になればいいと思ってやったことです。
ご理解いただけると嬉しいです。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
この人が僕に不利に編集した動画をアップした人です。
当日いたカジサックのファンらしく僕をずっと罵倒しています。僕が君たちの望み通り、惨めな役を引き受けずに反撃したことがそんなに気にくわないか?
僕は縄跳びはできないけど、お前達みたいな卑劣なことは絶対にしない。 https://t.co/oX8fwlB1X2
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
朝からお目汚ししました。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
そして早朝打ち合わせ1本、光速でかました。
今日もたぶん1日中嫌がらせされるんだろうけど、めげずにがんばろ。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
山本一郎氏参戦?
縄跳び自体は面白かったですよ(失敗したけど)。イジリが嫌だっただけで。 https://t.co/mgVoKuSGJs
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 5, 2019
最初は「誰かとのトークショーで」という打診でしたが、その後すぐに運動会に変更になったはずです。
カジサックの登壇は数日前?に急に決まって通告がありました。堀江さんの意向の話はまったく聞いてないです。
てか、「関係者」って誰ですか?めっちゃ胡散臭いですが。 https://t.co/RW8N2AcNMD
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
〈事前の企画説明でホリエモン祭HIUから「お互いイジリあって盛大に盛り上げましょう」という話がなされ、出演者全員で周知されていた〉
これは完全にウソです。
そんな事実はありません…かなり悪質なデマだと思うんですが、一体どこの誰がそんな主張をしているんですか?
教えてください。 https://t.co/sZprSxC4B3
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
山本一郎氏のけん、かなり悪質なデマなのでしっかり対応します。
とりあえずHIUに問い合わせるか……
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
いや、HIUから「宇野サロンにもチケット売って欲しい」という依頼があったのは開催直前です。
なので、ほとんど買った人もいなくて、ほぼ気にしてませんでした。対談の方が得意だなとは思いましたけど、僕は運動会がイジメバラエティ的な現場だと全く思わなくて、楽しむつもりで行きましたよ。 https://t.co/hMfDNf9Gx8
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
逆に伺いますが、こうして質問という形式でデマを流す意図はなんでしょうか?
なんとか僕を貶めたいという悪意を感じますが。@kirik_game
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
ホリエモン万博に興味あったので、出演者として覗いてみたいなと思い受けました。
そして本当に説明はほぼなく本番でしたよ(普通にクレームしましたが)。
そして仮に打ち合わせで「ここはバラエティ的イジリで行こう」と言われたら「話が違う」とその場で帰りました。 https://t.co/m8nP1GTE4b
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
運動会の打診が先にあり、だいぶあと、開催迫ってから芸人(カジサック)がブッキングされ、HIUから通告されてきました。
(打ち合わせはありませんでした。)本番中は冒頭から複数回、彼のイジリが不快だと指摘しましたが、聞き入れられず、エスカレートしたので抗議して帰りました。 https://t.co/dKLOZrA0Ag
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
なるほど。具体的にどこの、誰かは明かせないけど、とりあえず取材したという設定にはしたい、ということですね。
仮にデマを拡散した場合は訴えますので、その際はよろしくお願いします。 https://t.co/bp5BIcITzw
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
「ロクに打ち合わせがない」なんて、当日まで思わないだろ。さすがに。
それを事前に察知しない僕の責任だというのはいくらなんでも無理があるかと…… https://t.co/1HYKRHEC6S
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
山本一郎さんと言えば、少し前にこんな記事を紹介されたけど、実際のところはどうなんだろうなー
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
貴殿の質問には全部答えてますよ
(重複するものを除いて)。貴殿こそ、悪意ある印象操作がすぎませんかね。
下記のサイトは朝から白々しく、悪意たっぷりのコミュニケーションを取られたので、以前の貴殿の疑惑を思い出しただけです。 https://t.co/EFp8nzoQdv
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
だから芸人氏は僕がオファー受けただいぶ後に急遽ブッキングされたと言ったはずだけど都合よくそこは無視するんですね。
と、いうかそれ以前にこれは「痴漢されたのはミニスカート履いているお前が悪い」というのと同じ論理。
「芸人がいる場」ならどんなイジリも許されるのか? そんなわけはない。 https://t.co/d2UfEKQQrG
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
話をすり替えないでください。
「芸人の出る運動会でヘマしたらいじられるのは予想がつかなかった」という貴殿の僕への非難は「お前がミニスカート履いているから痴漢される」というのと同じです。 https://t.co/iKCndxgGgi
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
HIU運営の責任をピックアップして、論点をずらしたいんだろうなあ、というのはよくわかった。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
いや、同じだろ。
「芸人がいる場ではイジられても仕方ない」
「ミニスカを履いてたら痴漢されても仕方ない」加害者を免罪して、被害者の自己責任にしようとするロジック。本当に醜悪ですね。 https://t.co/FejS6RsCJH
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
いや、さすがに仕事相手に無礼されたケースで、その仕事のオファー受けたこと自体が「お前の落ち度だ」は無理あるだろ。
「芸人がいる場ではどんなイジリがあっても許容すべき」も完全に間違ってる。どー考えても。 https://t.co/x6Yn5v5E33
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) February 6, 2019
途中から山本一郎氏との議論が始まって、結構つづきました。
各方面で炎上していますね。
まとめ
カジサックの失礼な絡みの問題で、2月6日宇野常寛氏が改めてツイートで抗議をはじめた件、カジサックやファンが前後を編集して有利な動画をアップしているということですので、その有利に編集した動画とは、どれなのか宇野常寛氏の抗議ツイートも含めてまとめました。
カジサックは、はっきりしたコメントせず、宇野常寛氏の怒りモードも沈静化しないため、しばらく続くのかなと思います。
状況を見守りましょう。
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